自転車で、家に帰る途中、けっして、きれいとは言えないアパートを通りかかりました。

紙に「SOS」って書いたおばあちゃんが、座っていました。

「どうしたの?」と聞いたら、

「私の家の電気が飛んじゃって、ブレーカーが下りたみたい何です。助けてもらえませんか?」

私は、任せといて、と勇んで入りました。

おばあちゃん、目が見えないのに、一人暮らしをしているということです。


なんとか、無事に電気がつきました。

電子レンジにお豆を温めようとしたみたいです。

枝豆を袋にいれて温めようとしたみたいです。

枝豆をほっぺたに当てて、「良かった~」と言っていました。

「おばあちゃん、一人暮らし?」

「うん、ずっとそうです。」

「目が完全に見えなくなったは、いつ?」

「70歳になった頃かな。もう5年も見えないのよ」

「私は、北海道から来て、一人なのよ」

と言っていました。


一人暮らしで、心配になりました。

今日、道場に来た子たちに、

「強く生きる」って、こう言うことかもな。

と話そうと思いました。
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日本は、世界に比べて裕福ですが、この現状がどうにかならないか、と思うばかりです。

長文を読んで下さり、ありがとうございました。

菱田慶文